かかとは日頃から体重による圧力がかかったり、歩く時の刺激などの影響で皮膚が厚くなり硬くなりやすいものです。そして、厚く硬くなったかかとの皮膚は乾燥しやすく、やがて細胞がひび割れの原因となります。元の柔らかいかかとに戻すためには、まずは硬くなった角質を除去することが必要です。硬くなった角質はやすりを使用すると除去することができます。また、乾いた状態では角質が削りづらいため、削る時はお風呂上がりなど皮膚が柔らかくなっている時に行うと良いでしょう。そして、硬くなった部分の角質をやすりで綺麗に除去します。
しかし、あまり頻繁にやすりで削るとかかとを痛めてしまうことがあるので、やすりで削るのは月に1度を目安にするのが良いかもしれません。そして、角質を除去した後は保湿ケアが大切です。角質を除去した後というのは、かかとが通常よりも柔らかい状態のため保湿に適しています。その間に歩いたり走ったりすると、かかとに刺激が伝わりやすくなってしまい、かかとに刺激が加わることで、再び角質が硬くなってしまうのです。
保湿ケアをすることによってかかとに潤いが増して、バリア機能を強くすることに繋がり、柔らかくなったかかとを維持することができるのです。毎日保湿ケアをすることは再びかかとに角質が出来ることを防ぎ、柔らかく弾力があるかかとを保つために必要と言えるでしょう。保湿クリームは普段から使っているボディクリームでも構いませんが、角質専用のクリームを使うとより効果を実感できるでしょう。このようにかかとのフットケアも、定期的に行うことが大切です